あらゆるものを冷やして運ぶテクノロジーを通じて、人々のしあわせに貢献する。
医薬品やワクチンには厳しい温度管理が必要です。多くは+2℃~+8℃というとても狭い範囲が要求されます。この範囲から少しでも外れると使用できなくなってしまいます。世界にはこれができずに無駄になる医薬品/ワクチンがあります。
日本では医薬品やワクチンが届かないなどとは、想像できませんが、世界には、そのような地域がまだまだたくさんあります。製薬会社間の医薬品やワクチンの開発競争は激しいものの、患者に医薬品やワクチンを届ける分野は、まだまだ未開拓です。 NBコールドプレートでの医薬品輸送が実現すると、多くの命が助けられます。たとえば、乳幼児死亡率も低下してその結果各国の社会保険費用も削減されます。
精肉/鮮魚/野菜/果物/乳製品等の生鮮食品も保冷すれば遠くまで運べます。日本では海から遠く離れた地域でも新鮮な魚介類を食べられます。ところが世界には魚介類や精肉類も手に入りにくい地域は多く、栄養の偏りが指摘されています。特に熱帯/亜熱帯の国々では生鮮食品は年間を通じて生産/収穫した直後から保冷が必要です。
このような国々では、現在は保冷しないので、運べるのは近隣の消費地だけに限定されています。生産地から離れた遠くの子供達には届きません。その反面余った生鮮食品は廃棄されます。生産者は近隣の限定された販路に頼らざるを得ません。あと1日でも商品寿命が延びれば、どれだけの市場が広がるでしょう?
代表取締役社長
日野 弘
株式会社NBコールドチェーンより保冷に関するさまざまな情報を月に1回程度お届けするメールマガジンを発行しています。こちらでは過去の記事がご覧いただけます。> アーカイブはこちらから